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2018/04/03  ©岐阜新聞社平成29年度 岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業

三井住友信託銀行株式会社岐阜支店

( 岐阜市|金融)

職員の70%が女性であることから、女性の活躍推進に力を入れる。支店内に内部管理向上委員会やCS(顧客満足)委員会などを設け、女性を責任者に登用。有給休暇の取得促進にも取り組み、仕事とプライベートの両立をサポートしている。

 

従業員数/男性12名 女性27名 計39名 ※平成30年1月現在

 

仕事とプライベートの夢応援

 ワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現や全職員が夢や誇りを持って活躍し、成長できる機会を提供することなどを盛り込んだ「働き方改革宣言」を、眞島芳樹支店長の発案で昨年6月に制定。支店の全職員のメールに送付、夕礼や勉強会でも内容の周知に努めている。

 取り組みの一つとして「休日取得の見える化」に着手。年2回、ウェブ上で共有している年間の休暇取得予定表にそれぞれが記入し、その後も毎月、変更にも対応して調整することで、有給休暇の取得率が64%(銀行全社平均56%)を達成。3日間と2日間取れるリフレッシュ休暇の取得率も全社平均が54%のところ、岐阜支店では92%となった。休暇制度自体についても正しく知ってもらおうと勉強会も実施している。

 時間外労働の削減に向けては、営業職員が業績を競う「定量コンペ」とは別に、仕事の量や質、退社時間などをチームで競う「定性コンペ」を導入。働き方の見直しとともに横のつながりの強化に視点を置くことで、新たなモチベーションが生まれた。

 職員の夢や個別の状況については2ヵ月に1度の面談で把握。今まで男性だけだった外勤営業職に女性を就かせたり、営業課長職にも女性を任命させたりと、活躍の場を広げることにもつながっている。眞島支店長は「誰にでも夢や課題があり、多様な背景を持って生きている。面談を行ったり、勉強会等で情報や経験を共有したりすることで、安心して仕事に取り組める環境を整えたい」と話す。

岐阜支店初の女性営業課長平田江理子さん。「新たなステージで不安も多いが、部下や周囲を巻き込んで達成していきたい」と話す。

70%を女性が占める三井住友信託銀行岐阜支店。CS(顧客満足)委員会など女性が責任者を務める委員会もある。

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