新型コロナウイルスの影響で幼稚園が休園になったりイベントが中止になったり。家にいる時間が長くなり、ストレスを感じていたパパやママは多いでしょう。そんな中、自然いっぱいの場所は、感染リスクが低いということが徐々にわかってきたことで、アウトドアに注目が集まっています。
アウトドアと言ったらキャンプを思い浮かべる方も多いのでは。山奥で満天の星空を楽しんだ後にテントで眠って、小鳥のさえずりで起きて、焚き火で朝食を作って…というのはなかなかの上級者。子どもが初めてキャンプに参加する場合や、パパやママがあまり慣れていない場合であれば、まずはテントを張って寛いだり、バーベキューや自然散策を楽しんだりして暗くなる前に帰るデイキャンプから始めてみましょう。
遠方の場所を目指すのは考えもの。長距離移動で疲れてしまった後にテント設営をするとなると、バーベキューの火起こしの段階ですでにへとへと。慣れてないがために時間を取られ、昼食の時間が遅くなってしまう恐れもあります。まずは遠くても2時間ほどで行ける場所を探してみましょう。
「自然の中でキャンプをしたいのだから有料のキャンプ場はもったいない気がする」と考える方もいるでしょう。ただ、有料のキャンプ場であれば、テントが張りやすいよう木の枝や砂利などが取り払われていたり、水道やトイレがきちんと整備されていたり、バーベキューセットなどのキャンプ用品のレンタルができたりとメリットたっぷり。キャンプ用品を販売しているところであれば、うっかり買い忘れた物や足りなくなってしまった物をすぐに購入できるため安心です。スタッフが常駐していれば、「火がつかない」「テントがうまく張れない」など困った時に相談すればきっと助けてくれるでしょう。
テントを張る区画内に車も停められる「オートサイト」のキャンプ場は、車をテントの近くに停めることができ、荷物の出し入れが楽ちんです。
キャンプ用品を扱うお店に行くと、いろんなアイテムが並んでいるため、最初から全てをそろえようとすると、出費がかさんでしまいます。ここではデイキャンプ(テントでくつろぎ昼はバーベキューという想定)に必要最低限な持ち物をピックアップしました。
テント、テーブル、チェア、炭、軍手、炭用トング、バーナー、食材や食器類、クーラーボックス、テント床に敷くマット(タオルケットを重ねても◎)、タープ(ポールや紐などで大きな布を引っ張ってつくる日よけ。タープの下はリビング、テントは寝室といった考え方が一般的です)、焚き火台やバーベキューコンロ