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2021/10/18  ©岐阜新聞社

【Join】子どもの成長祝う七五三

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子どもの成長祝う七五三

 

 子どもの健やかな成長を祝う七五三。晴れ着姿で神社を歩き、千歳飴を持ってうれしそうに写真に納まる姿は「生まれたばかりだと思っていたらこんなに大きくなって」とパパやママはもちろん、おじいちゃんやおばあちゃんから見てもこみ上げるものがありますよね。

 生まれた年を1歳とする数え年で行う家庭と、満年齢で行う家庭に分かれることもあり、いつ頃に何をすればいいのか他の行事と比べてわかりにくく、何か月も前から着物を仕立てたり、写真家にゃ食事の予約を入れたりする過程もあれば、「そういえば七五三だった!何も準備していない」という家庭も。今からでも間に合うよう、七五三のアレコレを紹介します。もちろん来年のお祝いを予定している家庭も参考にしてくださいね。

 それぞれが新型コロナウイルスの感染予防対策をしっかり行い、今しかない大切な瞬間を楽しんでください。

 

そもそも七五三とは?

 七五三の起源は古く、平安時代より行われています。「七つ前は神のうち」ということわざがあるように、当時は大人になるまで生きられない子どもも少なくなかったことから7歳までの子は「神の子」と捉えられていました。この考えから、「人」への成長を祝う儀礼として七五三が行われています。

3歳は男の子、女の子とも髪を伸ばす儀式「髪置」、5歳は男の子が袴を着ける儀式「袴着」、7歳は女の子が付紐を帯に替える儀式「帯解」との意味があるため、男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳で祝うと言われていますが、7歳の男の子、5歳の女の子のお祝いをするケースも今では珍しくありません。

お参りは11月15日?

 11月15日が七五三の日とされていますが、必ずしもその日でなければならないというわけではありません。10月下旬から11月下旬にかけての参拝が一般的ですが、混雑が予想されるため、12月を選ぶ人もいます。家庭ごとの考え方によるところも大きいので、祖父母の意向も踏まえて(参拝に誘わない場合も事前に伝えておく方がベター)どのような形で祝うかを決めると良いでしょう。

お参りの仕方

神社のお賽銭を入れる通常の参拝で済ます家庭もありますが、祈祷を受ける家庭が多いです。祈祷を受ける際は、神社社務所あるいは授与所で職員に七五三の旨を伝え、申込用紙に必要事項を記入し、初穂料を渡します。初穂料をあらかじめ決めている神社もあります。時間になれば職員の案内で中に入り祈祷を受け、終わった後にお守りや千歳飴などの授与品をいただくといった流れが一般的です。神社によって予約が必要であったり、流れが異なったりする場合もあるので、わからない場合は事前に確認してください。

 

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