家計簿を付ければ本当にお金が貯まるのでしょうか。付けていても貯まらないという声もチラホラ耳にします。根強いファンが多い家計簿「明るい暮らしの家計簿」(ときわ総合サービス)へのコラム掲載や「ちほ先生の家計簿診察室」(名古屋リビング新聞社)など家計簿についての著書もある岐阜大学の大藪千穂教授に家計簿に関するさまざまな疑問について聞いてみました。
家計簿を付けることで、まず現状を知ることができます。「家計簿に書きたくないから買わないでおこう」と抑制できる効果もあると言われていますが、それだけでは意味がありません。
最初の1ヵ月はとりあえず付けてみて、収入と支出の現状を把握し、それからどこが削れるかを分析してください。趣味に係るお金や洋服代など、削りたくないと強く思うものは無理して削らなくてもいいですよ。ただ、赤字になっているのであれば身の丈に合った生活ができていないということですので何かを諦めてください。
削れる金額がわかったら、その金額を財形貯蓄に回したり月の初めに貯金したりすることでお金が貯まっていきます。
まずは何のためにお金を貯めたいのかをはっきりさせてください。ただ単に貯めたいのか家を買いたいのか旅行に行きたいのかなどです。そしてざっくりでいいのでこの先20年分くらいの人生設計を表にしてみてください。子どもの年齢で考えるとわかりやすいですよ。将来、子どもを大学に行かせる予定なら相当の費用がかかりますので、18歳になるまでにいくら貯めておくべきかを見積もってください。
住宅購入も出費がかさみますので、家を買いたいならばいつ頃までに欲しいかを記入してください。必要な貯蓄額が明確になれば、毎年どのくらい貯めないといけないかが見えてきます。現在子育てに専念しているけれど再び働きたいと思っている人も、票を見ることでいつから働くといいかが見えてくるでしょう。
ちなみに子どもが幼稚園や保育園に通っている時期は学費がかさむのであまり貯め時ではありません。小中学校(公立の場合)に通う時期にしっかり貯めてくださいね。
総務省の家計調査の10大費目(食料、住居、光熱・水道、家具・家事用品、被服及び履物、保健医療、交通通信、教育、教養娯楽、その他)に分けるといいでしょう。統計局が平均値を出していますので比べることもできますよ。
鶏肉〇円などまで細かく付けるかはどちらでもいいです。私の場合、スーパーでいくら使ったかは付けますが何を買ったかまでは分けていません。食品と一緒にトイレットペーパーと買った場合も「買い物」としてしまうほどです。
ただ食費と外食費は分けましょう。外食時にごちそうした場合、ごちそうした分は交際費(その他に分類されます)に入れてください。分けた方が後で分析がしやすいですよ。
旅行先での食事代を外食費として計上すると、普段よりも高額になってしまいます。食事代も宿泊費も交通費もすべて含んだ金額を旅行費として出発前に決めて、その中でやりくりするように工夫し、特別費として家計簿に記しておいてください。
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