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2020/06/21  ©岐阜新聞社

はぐくみのわPROJECT 運命の相手♥マリサポで見つけよう

【県の結婚支援の取り組み紹介】
 新型コロナウイルス禍において、自宅で過ごす時間がこれまでよりも格段に増えたことから、結婚願望が高まった人や、「こんな時代だからこそ、我が子に結婚してもらいたい」という思いを強くした親世代の人もいるのでは。平成30年に岐阜県が実施した県民意識調査によると、独身者の約9割が「いずれ結婚するつもり」であると回答する一方で、結婚せず独身でいる理由について、男女ともに4割以上が「適当な相手にまだめぐり会わないから」と回答しており、新たな出会いを望む声は多い。
 そんな独身者の力になっているのが、OKBふれあい会館(岐阜市薮田南)にある結婚支援に関する県の総合相談窓口「ぎふマリッジサポートセンター(通称マリサポ)」。主に1対1のお見合いを取り持つ「おみサポ・ぎふ」と、県内で行われる婚活イベントの情報を紹介する「コンサポ・ぎふ」を通じ、新型コロナウイルス対策のための「新しい生活様式」を取り入れながら、出会いから成婚までを支援している。

【おみサポ】
◆1対1のお見合い支援 新システム導入 お相手探しの力に
 マリサポでは、県内25市町が運営する結婚相談所をネットワーク化した「ぎふ広域結婚相談事業支援ネットワーク」を活用し、市町をまたいだマッチング、「おみサポ」を行っている。県が行っている事業で登録・利用は無料。今年2月にネットワークシステムの大規模改修を終え、使いやすさとともに、運命の相手との出会いのチャンスが格段にアップした。
 おみサポの利用は原則として、居住する市町の結婚相談所(以下「相談所」)に登録した上で、おみサポにも登録手続きすることが必要。登録をすれば、自身のパソコンやスマートフォンで会員情報の検索や閲覧が可能となる。
 新システムの導入により、趣味や自己PR欄からフリーワード検索ができるようになり、共通の趣味を持つお相手など、幅広い検索が可能になった。また、新たに人工知能(AI)を導入。過去にお見合いを申し込まれた記録を基にAIが傾向を探り、会員画面上に「AIからのおすすめ」が表示されることで、今まで気付かなかった、相性の良いかもしれない人を知ることができる。もちろん、年齢や居住地など条件によるお相手探しも可能。システムがお相手探しを強力にサポートする。
 検索画面上で気になるお相手が見つかり、さらに詳しい情報が知りたい場合は、相談所かマリサポで閲覧することができる。お見合いに進みたい場合は、相談所かマリサポを通して相手に伝え、承諾した場合はマリサポがお見合いの日時や場所を調整してくれる。お見合い当日はスタッフの立ち会いを希望することもでき、OKBふれあい会館内などで1時間程度会話を楽しむ。翌日までに両者が交際意思を示した場合はマリサポを通じて連絡先を交換、順調に進んだ場合は成婚となる。
 お見合いを重ねてもなかなか交際に発展しないなどの悩みをマリサポに相談することも可能。マリサポのスタッフのうち、3人は仲人士の資格を持つ“その道のプロ”。プロ目線の親身になったアドバイスをしてくれる。マリサポのチーフアドバイザーの永井智子さんは「希望する相手を細かく聞き取り、会員の立場に立ったアドバイスをするように心掛けている。新型コロナウイルスの影響で、お見合いの中止や延期もある中、公園で会うなど工夫を凝らしているケースもある。時間は待ってくれないのでまずは相談を」と話す。マリサポでの相談、情報閲覧の時間は一人15分で予約制。

【コンサポ】
◆婚活イベントがひと目 昨年度は437回 工夫凝らして開催
 結婚につながる出会いを探しているものの、「いきなり1対1のお見合いは敷居が高い」と考えている人におすすめなのが、県が運営する婚活サポート「コンサポ・ぎふ」(ぎふ婚活サポートプロジェクトの略称)。県内の企業・団体や自治体など191の「出会いの場提供団体」が企画する婚活イベントの情報提供や運営サポートを行っている。昨年度は437回のイベントを扱い、延べ6369人が参加。700組近いカップルが成立した。
 コンサポ・ぎふでは、出会いの場提供団体が企画するイベントを、インターネットサイト「婚活イベント情報ウェブ」(https://konsapogifu.com/)で紹介している。本年度は、受付時から解散時までもマスク着用を義務化したものや、飲み物のみを提供するもの、屋外で行うもの、オンライン上で行うものなど、それぞれの主催者が新型コロナウイルスの感染拡大防止対策をした上で、初対面の男女でも打ち解けられるよう工夫を凝らした2~3カ月先までのイベントを紹介している。
 イベントの流れはさまざまで、気になる相手を記入して主催者がカップリングを行うものもあれば、連絡先を自由に交換できるものもある。年齢や居住地、勤務先などの参加条件を設けているものもあるため、申し込みの段階で確認する必要がある。

◆「女性おためし会員」募集 県外在住者の登録も可能
 「お見合いに興味があるけれど、いきなり結婚相談所には行きにくい」「住んでいる自治体の結婚相談所の開所日と都合が合わない」という声が多かったことから、マリサポでは2年前から市町の結婚相談所に登録していない独身女性を対象に、「女性おためし会員」の登録を受け付けている。会員になれば、おみサポ会員情報の検索閲覧のほか、マリサポスタッフによる相談サービスが受けられる。
 マリサポのチーフアドバイザーの堀充美さんは「コロナ禍における婚活への不安もスタッフが一人一人丁寧にカウンセリングを行うことで、会員の前向きな活動へとつながっている」と話す。また、おためし会員の増加を受け、活動を中断しがちだった男性が再び動き出したケースも多いといい、「お見合いに対して前向きな、アクティブな女性が加わることで、おみサポ全体の動きが活性化されるという好循環が生まれている。ぜひ、少しでも興味があれば登録を」と呼び掛けている。
 女性おためし会員は、登録、お見合い、成婚に関する費用はもちろん一切不要。県内で結婚したいという希望があれば、県外在住者でも登録可能。本年度は120人限定で12月末まで募集。活動できる期間は来年3月末までだが、希望すれば引き続き利用することもできる。登録時はマリサポに足を運ぶ必要があるが、今秋は、愛知県内でも相談会・登録説明会の開催を予定している(詳細は、決まり次第ホームページ上で発表)。

◆6人ずつで会いやすく 10、11月 各圏域でお見合い会
 マリサポでは、結婚を前提とした出会いの場を設けようと、10、11月に県内5圏域で、少人数制の「お見合い会」を開く。参加無料。
 お見合い会は3年前から実施しており、昨年は10回開催し、27組のカップルが誕生した。好評を受け、今年は計17回、より近くに住む人と出会えるよう5圏域で行う。うち1回は、コロナ禍による「新しい生活様式」に対応した婚活として、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用し、オンライン上での出会いの場を創出する。17回目は男性8人対女性8人で行うが、それ以外は6対6の予定(日程は決まり次第ホームページ上で発表)。
 当日はまず、それぞれが詳しいプロフィールを閲覧。その後、1組あたり10分ずつ、仕切られた空間内(オンラインの回は個別のトークルーム)で、1対1でじっくり話す。フリータイムや人前でのカップリングの結果発表はないため、マリサポは「恥ずかしがり屋な方でも参加しやすいのが魅力。もちろん、初めから1対1のお見合いよりも敷居も低い」と話す。
 参加希望者はコンサポ・ぎふのホームページ上から申し込む。申し込みにはコンサポ・ぎふへの会員登録とプロフィールの提出が必要。応募者多数の場合は抽選。お見合い会は、各回2時間。回ごとに対象年齢、締め切りが異なる。

◆結婚に向け自信アップ 来月、婚活スクール開講 参加者募集
 マリサポや地域の結婚相談所のサポートを受けているものの、なかなかお見合いにつながらない人や、婚活を始めたいけれど何から始めていいのかわからない人に、結婚に近付くための勇気と自信を手に入れてもらおうと、マリサポでは9月5、13、20、26日の4回にわたって「婚活スクール」を行う。
 1回目から3回目までは男女別々の講義形式で実施。講師は全国で講演実績のある人気恋愛カウンセラー羽林由鶴さんが務める。男性は、お見合いやデートでの好感度アップの秘けつなどを学ぶ講座、女性は、お悩みトークショーや自己肯定感アップを目指す講義などがある。4回目は「卒業パーティー」と題し、参加男女が初めて対面し、これまで学んだことを実践しながら、新たな出会いを楽しむ。
 対象は結婚を希望する、男性20~45歳、女性20~42歳それぞれ15人で、参加費は無料。1~3回目は大垣市のソフトピアジャパン、4回目は岐阜市の金華山信長テラスで行う(金華山ロープウェーを利用する場合は実費の負担が必要)。4回目の参加者には「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」の入場チケットをプレゼント。4回目のみの参加は不可。開催にあたっては、参加者の健康確認、マスク着用、手指の消毒、会場の換気、人との距離確保など新型コロナウイルス感染防止対策を徹底実施する。
 参加希望者は、コンサポ・ぎふのホームページ上から申し込む。申し込み締め切りは8月25日午後5時で、応募者多数の場合は抽選。27日にマリサポから参加の可否の連絡がある。新型コロナウイルスの影響で変更となった場合は同ホームページで知らせる。

【成婚者にお話伺いました】
◆おみサポが縁で結婚 岐阜市の36歳、35歳の夫婦
 -ぎふマリッジサポートセンター(以下マリサポ)を利用したきっかけは。
 夫 ネット上でマリサポを知り、無料で利用できる点に惹かれて昨年1月に相談に行きました。長く一人暮らしをしていましたので、気ままな生活を手放したくないという思いもありましたが、結婚に対して行動を起こすなら今しかないという気持ちが勝り、会員登録しました。
 妻 姉の結婚をきっかけに、私自身も真剣に結婚を考えるようになり、マリサポ主催のお見合い会や婚活スクールに参加するようになりました。そこで女性おためし会員の制度を知り、会員登録しました。
 -2人の出会いは。
 夫 昨年3月におみサポの会員検索画面で顔写真を見て、好印象を受け、お見合いの申し込みをしました。
 妻 夫のことは検索画面上で顔写真を見て気になっていたので、お見合いの申し込みをいただいたときはうれしかったです。お見合い当日は、時間があっという間に過ぎてしまうほど盛り上がりました。夫と出会う以前にしたお見合いでは、お相手の方に対してピンと来なかったり、会話が弾まなかったりして交際にまで至りませんでしたが、夫のことは初めて会った時から「この人と結婚したい」と思いました。
 -結婚までの流れは。
 妻 実はそれほど、順調ではありませんでした。最初のうちは月1、2回ほどしか会えませんでしたし、夫から連絡が来ることもまれでした。8月下旬に夫から別れ話があり、ショックを受け、マリサポのチーフアドバイザーの堀さんの元へ相談に行きました。私の相談に対して真剣に考えていただき、とても心強かったです。
 また、市町村結婚相談所の相談員さんも夫と連絡を取るなどフォローしてくださいました。そのおかげで、夫に私の気持ちを素直に伝えることができ、再び交際することになりました。
 夫 私自身が結婚そのものに迷いがあったため、尻込みしていましたが、彼女の素直な気持ちに心を打たれました。交際を再開させてからは遠出もするようになり、11月に二人で旅行に行った帰りにプロポーズをしました。
 妻 その後、両親へのあいさつをし、お見合いをしたちょうど1年後に結婚しました。
 -現在の生活は。
 夫 妻も働いているので、家事は二人で分担しています。私の方が帰りは遅いので、家に帰ると妻が食事の支度をしながら待っていてくれることに、ひとり暮らしにはない喜びを感じます。
 妻 結婚をしたことで、自分の味方ができて心強さを感じると同時に、このようなご時世だからこそ、毎日平凡な生活が送れていることに幸せを感じています。

◆ぎふマリッジサポートセンター
電話 058-201-0141
メール marisapo@ne-planning.com
HP https://konsapo.pref.gifu.lg.jp/
受付 月曜~日曜午前9時~午後5時
※祝日、今月13~16日、年末年始休み。

※ ぎふ広域結婚相談事業支援ネットワーク 参画結婚相談所は紙面イメージを参照してください

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2018/03/05  ©岐阜新聞社